売れているもの研究

話題の朝食「バーチャーミューズリー」はかなりイイ。

2016年7月27日

食、ジャンクフードによる肥満や生活習慣病が深刻な欧米では、国民の健康を取り戻すために腸内環境や腸内フローラの研究が進んでいます。

影が濃ければ光も強い、ということで日本よりもずっと「腸を健康にする」ための見識が深いんですね。

で、そんな欧米で今注目されている朝食があります。

日本人にも馴染み深いシリアルである「オーツ麦」と新鮮な皮付きフルーツ、ナッツを組み合わせた朝食で、これを「バーチャーミューズリー」といいます。

バーチャーミューズリーはクラシカルな朝食

バーチャーミューズリーは最近登場したものではなく、実は100年以上の古い歴史があります。

その起源はグラノーラやコーンフレークなど、日本でもおなじみのシリアルの発明とほぼ同じ19世紀末です。

スイスの医師・栄養士「マキシミリアン・バーチャー=ベンナー氏」が「朝食にもっと新鮮なフルーツを取り入れたい」という思いのもとに考えたのが起源です。

シリアルにフルーツといういわば朝食の王道をいっているので、食べている人はずっと食べている、という感じのクラシックスタイルです。

そんな朝食が最近、「腸内環境にはベスト!」と再評価されているわけです。

バーチャーミューズリーの何がいいのか

食物繊維がたっぷり

日本でもシリアルとして売られているオーツ麦。

水溶性食物繊維が豊富な上、精製されず全粒穀物のままなので不溶性食物繊維もかなり多く含みます。

さらにフルーツを追加しますが、果実だけでなくそれぞれのフルーツが持つ薄い皮も一緒に食べるのがポイント。

皮の部分に豊富に含まれるペクチンは食物繊維で、そのほかの栄養分も豊富です。

オレンジやグレープフルーツなど厚い外皮を持つフルーツに関しては外皮は食べません。

中わた部分や内袋を一緒に食べるようにしましょう。ブドウやリンゴなどはよく水洗いしてそのままいただきます。
りんご

乳酸菌も摂る

ヨーグルトとフルーツ・シリアルは相性がよいですね。

フルーツの甘みを引き立てますし、シリアルはボソボソとせず食べやすくなります。

フルーツの自然な甘みとみずみずしさを感じながら、シリアルでお腹も満足。ナッツを加えることで良質な脂質も摂れるなど栄養バランスもバッチリです。

特に調理の手間がいらず、材料を食べやすく切って混ぜるだけで作り方もいたって簡単なので時間のないビジネスウーマン、ビジネスマンはもちろん、学生にもオススメです。

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