売れているもの研究

ポスティングという行為は今後規制がかかるかも

2019年5月27日

2019年になってから、自宅のポストに「広告・チラシは入れないでください」の張り紙をした。

かなり面倒くさいチラシの回収と廃棄

おかげで今はポストがチラシでパンパンになる、という状況を回避できている。

DMやチラシをポストに入れる、という手法は何十年も前からあることだが、近年になってもその勢いはとどまらず、戸建て住宅、マンションを問わずポストはチラシで溢れかえっている。

我が家はマンションなので集合住宅用のポスト(ポスト群)が一階にあり、誰でもポストにはアクセスできる状況だ。

マメにポストをチェックしないのでしばらく回収しないことがあるが、「入れないでください」の張り紙をする前は、一週間ほどでパンパンになっていた。

ポスト周辺にゴミ箱でも置いてくれれば、その場で「必要なもの」だけ選び、(ほぼ全ての)不要なチラシを捨てることができるのだが、残念ながらゴミ箱がないので、ポストに入っているもの全てを自宅まで持ち帰らなくてはならない・・・。

で、自宅のゴミ箱にガッサリと捨て、それをまたゴミ袋に回収して1階にあるゴミ捨て場に持っていく、という不毛な行為をしなくてはならないのだ。

ひと昔前は、ピザ屋やすし店の出前用にとっておく、ということもあったので「まぁいいや」くらいの感覚だったが、今はデリバリーはすべてアプリで済ませるので紙のチラシは全く必要ない。

「広告・チラシは入れないでください」と書いたことでポストはスッキリ。必要なものをチラシに紛れて捨ててしまう、というミスもなく、快適である。

個人情報やセキュリティにはどんどん厳しくなっていく時代

何にも家を守るものがなかった昭和の時代から、戸建てではホームセキュリティ(アルソックなど)、マンションにはオートロックができて、不審者が侵入することは激減した。
家の中に突然知らない人が来る、というのは恐怖でしかないが、その恐怖を感じるシーンは確実に少なくなっている。

だが、「ポスト」は家と外界をつなぐ箱として「ほぼノーセキュリティ」のまま、何十年も変わらない。

高齢者がポストに入っている「架空の請求」などに騙されてしまうこともあるだろうし、子供に対して害のある印刷物が入れられることも実質的には防げない。

将来的には、郵便局や大手の宅配業者など、アクセスしてもよい人達を事前に登録したり、認証制になっていくだろう。

・・・今のところそんな気配や規制の動きは具体的にはないのだが(笑)、IOTの進化や画像処理のAIなどの技術が進み、セキュリティの意識が高くなることでそのような社会になっていくと想像できる。

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