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親のこれからに備える
「親とその話をするのは気まずい」— ほとんどの人がそう感じたまま時間が過ぎ、いざというとき期限つきの手続きの山と「聞いておけばよかった」に直面します。備えは、親が元気な今しかできません。
元気なうちにしか聞けない4つのこと
- お金の所在 — 口座がどの銀行にあるか(残高までは聞かなくていい)。保険証券・年金手帳の保管場所
- 実家をどうしたいか — 住み続けたいのか、いずれ手放してよいのか。空き家になった実家は毎年維持費がかかり続けます
- 介護と医療の希望 — 施設か自宅か。延命治療についての考え。かかりつけ医はどこか
- 連絡してほしい人 — もしものとき、親の交友関係は子どもには見えません。連絡先リストの存在だけでも確認を
切り出し方のコツ
正面から「終活の話をしよう」と言うと、親は「死ぬ準備をさせられている」と感じて心を閉じがちです。17年間、人生の最終盤のご相談に向き合ってきた経験から言えるのは、きっかけは他人の話がいちばん角が立たないということです。「友だちのお父さんが倒れて、口座がわからなくて大変だったらしい」— この一言から始まる家族会議はとても多いのです。
年末年始やお盆など、顔を合わせる機会に一つだけ聞く。全部を一度に聞こうとしないことが、結局いちばんの近道です。
これから追加される内容
親と一緒に確認するチェックリスト、実家じまいの選択肢と費用、介護が始まるときにまず読むガイドを準備しています。